「ギジレン」と読む。「汗とよだれの手づくり演劇」を標語に楽しい演劇づくりをしている劇団。演劇初心者9年目。ずっと素舞台。

これまでの俺たちときたら、ブルマを履いて観劇したらチケット代500円とか、業界初のうどん付きチケット発売とか、それで結局うどんが600食出たとか、賞金総額100万円の演劇祭の賞金を劇団員のバイト代でまかなうとか、1か月公演しちゃうとか、劇場でお正月を迎えちゃうとか・・・いつだってスリリングに生きてきた。
コロナ禍では映像作品を作ったり、観劇者プロデュースの演劇作品を制作・上演したりもした。
楽しかったし、得るものもあった。かけがえのない仲間とか、思い出とか。だけどやっぱりスリリングじゃなかった。コロナで公演中止になるかもみたいなスリルは常にあった。そういうスリルはいらない。
あの王子小劇場で2019年末～2020年頭の1か月公演をやって、2,333人動員した過去の栄光にすがり続けていたけど、そろそろそれもきつくなってきた。